ＮＴＴドコモが端末メーカーの開発費支援を検討

ＮＴＴドコモが、携帯電話端末の０９年夏モデルを対象に、端末メーカーの開発費を一部支援する方向で検討している。

対象とする企業や支援の規模は明らかにされていないが、ドコモ向け端末の出荷台数が多いとされる、ＮＥＣ、富士通、パナソニック、シャープの４社を対象に、総額百数十億円規模になるとみられる。

国内の端末市場は、通信各社による販売方式の変更や景気悪化の影響を受けて急減。
０８年４─１１月の累計出荷台数が前年同期比２４．２％減の２４８６万台となるなど、低迷している一方、端末の高機能化とともに開発費が増加するという悪循環の経過をたどっている。
そのため、開発・販売から撤退するメーカーも出ている。

●ドコモは過去にも、第三世代（３Ｇ）携帯電話の普及を図るため、端末メーカーの開発費を同じく１００億―２００億円規模で支援した経緯があったが、当時と今では状況が違うと思うが･･･。
また支援される企業側も、撤退とまではいかなくても、縮小しようという計画があったなら、うれしくない支援になってしまうよね？