国内ニュース

厚生労働省は２日、成田空港に到着したタイ・バンコク発全日空９１６便（タイ航空６００２便共同運航便）の乗客１５０人と乗員１０人が、発熱を感知するサーモグラフィー検査などの検疫なしに入国したと発表。
原因は、検疫官が別の便の対応に追われ、検疫ブースから離れていたため。

到着前に発熱などを訴えていた人はなかったが、同省は「新型インフルエンザの発症者が検疫をすり抜けた可能性は極めて低いが、国民に不安を与えかねず申し訳ない」と話している。

新型インフルエンザ 予防対策

新型インフルエンザ問題で、厚生労働省は１日までに、日本国内で初めて「感染疑い例」の患者を確認した。
感染が疑われているのは横浜市に住む高校生（１７）。

この高校生は簡易検査でインフルエンザＡ型の陽性反応が出た。
現在は感染症専門の施設で治療を受けているという。
新型インフルエンザか季節性インフルエンザかの結果判明には、１日程度かかるという。

新型インフルエンザ 家族みんなで予防対策

２１日、新潟県十日町市で雪上カーニバルが開催された。

今年は雪不足のため、ダンプカー1900台分の雪を搬入しながらも、華やかなショーを繰り広げることができた。
初日の観客は、約４万人。同地を合宿地にしている、浜口京子さんも出演した。

まつりは２２日まで開催。

文部科学省は９日午後、公益事業では認められない巨額の利益を得ていたとして、京都市にある財団法人・日本漢字能力検定協会の本部の立ち入り調査を開始した。

同協会は主催する漢字検定で、大久保昇理事長が代表を務める広告会社へ、多額の業務委託料を支払っていたことが判明。
閑静な住宅街の豪邸購入など、公益事業としては不可解な点が指摘されている。

日本漢字能力検定協会の本部ビル

十勝毎日新聞社（帯広市）は９日、７日付紙面に掲載した一般公募の短編小説が盗作だったとして、紙面にておわびを掲載。

問題になった作品は、市内の無職男性（７８）が同社の文芸作品コンクール「新年文芸」に応募した「お伽噺（とぎばなし）」と題した作品。

社外の選考者１人が計９作品の中から佳作に選び、紙面に掲載されたが、
社内の指摘で、向田邦子さんの短編集「父の詫（わ）び状」に収められた「あだ桜」の前半部分の大半を丸写しした内容であることが分かった。

男性は盗作を認め、同社は佳作を取り消した。

●この男性は、盗作の理由を「素晴らしい文章だったので多くの人に知ってもらいたかった。」と話しているが、知らなかったのは、社外の選考委員位ではなかったのか？

日本マクドナルドホールディングス<2702.Q>は４日、２００９年１２月期の連結営業利益予想が前年比２０．８％増の２３６億円になると発表。

店舗のフランチャイズ比率の向上も店舗改装などの投資負担軽減に働いている。、同社は直営店からの移行を加速させており、０７年末に約３割だったフランチャイズ比率が０８年末は４２％に高まった。０９年末には５４―５５％に引き上げる予定。

「プレミアムローストコーヒー」や「シャカシャカチキン」など新商品の集客効果で、既存店売上高と既存店客数は、ともに前年比４．０％増と伸びた。
また、日本トイザらス<7645.Q>との訴訟解決による和解金収入や同社株式の売却益もあって、当期利益は同５８．５％増の１２３億円となり、２００１年の上場以来、最高になった。

新商品を求めて早朝から長蛇の列ができたマクドナルド

今年は景気悪化の影響で出展を取りやめる企業が相次ぐ中、リクルート主催の合同会社説明会「リクナビＬＩＶＥ」が３日、大阪市西区の京セラドームで開かれた。

リクルートは、大学生や専門学校生らの就職が本格化する毎年２月、合同会社説明会を実施。今回は昨年９月から出展企業を募集し、当初、例年と変わらない約３８０社が集まった。

しかし、同１２月ごろから採用予定数の見直しなどを理由に出展を取りやめる企業が続出。約３０社が出展を見送り、出展企業は約３５０社にとどまった。
この日会場では、前日に出展を予定していた企業がドタキャンし、「誠に勝手ながら欠席させていただきます」と張り紙が張られただけの空きブースもあり、担当者は「こんなことは初めて」と驚きを隠せない。

大阪府在住の１０３歳の男性が昨年４月、年金記録の漏れを自ら見つけ、男性の息子が年金相談センターで記録訂正を請求した。
しかし、９か月以上たった現在でも増額分が支払われていないことが３日、明らかになった。

未払い年金は約５００万円に上るとみられ、埼玉県に住む息子は「父は高齢なので、急いで払ってほしい」と訴えている。
社会保険庁によると、仮に未払いがある年金受給者が死亡した場合、離れて暮らす遺族に年金が払われる可能性は低いという。

●ひどい話！早く払ってあげて！

気象庁は２日、同日午前１時５１分ごろに浅間山（群馬・長野県境、２５６８メートル）が噴火したと発表。

噴煙の高さは約３００メートルで、人的な被害は今のところ確認されていないが、直径５０センチを超える噴石が火口の半径約４キロに飛散する可能性もあるという。

噴火警戒レベルは３で、火口の南東約11キロにある長野県警軽井沢署では降灰が確認された

＜噴火の浅間山＞

宮城県大崎市のＪＲ古川駅２階改札口前に電気こたつが設置された。

コンコースの一部を障子などで８畳大に仕切っており、読書などでくつろげる。名所地図も掲示し、観光客へのＰＲも。
こたつや布団は駅職員が持ち寄り、畳は市の備品を借りたため、かかった費用はゼロ。

＜写真＞

●終電に乗り遅れても、一晩過ごせそう！

漫画家の楳図かずおさん（７２）が東京・吉祥寺に建設した紅白の外壁の自宅をめぐり、近隣住民２人が「周囲の景観を破壊する」として、楳図さんらを相手取り、外壁の撤去や損害賠償などを求めた訴訟の判決が２８日、東京地裁であった。

畠山稔裁判長は「周囲の目を引くものではあるが、景観の調和を乱すとまでは認めがたい」と述べ、原告らの請求を棄却した。

お得意のポーズで会見の楳図かずおさん

２７日、秋田県横田市雄物川町で、禿げ頭の光り具合を競う、吸盤綱引きが行われた。
＜写真＞

北海道・新千歳空港で昨年２月、日本航空機が管制官の許可を得ずに離陸滑走した問題で、運輸安全委員会は２３日、管制官が「テークオフ」（離陸）という言葉を使って「待機」を指示したため、機長が誤解したことが原因とする調査報告書を公表。

昨年２月１６日午前。羽田行き日航機が管制官の許可を得ずに離陸滑走を始めたため、管制官が離陸中止を指示した。同機は緊急停止したが、滑走路の前方には、着陸したばかりの別の日航機が約１８００メートルまで迫っていた。

同委の調査によると、同空港の管制業務を担当する航空自衛隊の管制官は、同機に「エクスペクト・イミディエート・テークオフ（ｅｘｐｅｃｔ　ｉｍｍｅｄｉａｔｅ　ｔａｋｅ‐ｏｆｆ）＝すぐに離陸できるよう準備せよ」と指示していた。しかし、同機の乗員は「エクスペクト」を聞き逃し、「イミディエート・テークオフ＝すぐに離陸せよ」と誤解し、滑走を始めた。

●いつも思うのだが、日本語で言った方が早くない？